とある男子大学院生のブログ

一橋大学国際・公共政策大学院(一橋IPP)を修了しました。大学院の受験勉強や大学院ライフ、趣味のことなど、色々なことを綴っていきます。

一橋IPPで受けた授業~2年生春夏学期~

 

 

お久しぶりです。

約7か月ぶりの更新です。

 

 

今年の春、修士2年生として一橋IPPでの最終学年がついにスタートしました。

気づいたら期末レポートも提出し終わり、夏休みに入りました。

 

 

今回の記事では、私が春夏学期に履修した授業を紹介したいと思います!

一橋IPPにはどんな授業があるかという参考になれば幸いです。

 

 

まず、筆者は春夏学期に2個(4単位)、9月初旬にある夏期集中講義1個(2単位)の、合計6単位を申請しました。これまでの単位数を合計すると40単位申請したことになります。ここでは春夏に履修した2つについて書きます。

 

 

政策分析の技法Ⅰ

公共政策の研究を行う際にはどのような方法論があるのか、それらを自身の研究ではどのように活かせそうかということを扱います。授業では、「仮説の立て方」や「事例研究」など週ごとにテーマが決まっています。指定された文献を読み、それを基に課題を毎週作成して事前に提出します。平均して3~4問ぐらいの質問があり、授業ではグループを作って自分の回答をお互いに発表するという流れでした。

 

振り返るとこの授業は、研究を本格的に始めていく人にとってはとてもオススメできる!ということです。学期当初と比較して今では、今後リサーチペーパー(RP)を執筆していく上でのヒントをこの授業から多く得られたと言うことができます。

 

良かったことがもう1つあります。この授業はGGに限らず法学部5年コース、法科大学院、PLやPEなど沢山のプログラムから学生が来ていました。だからこそ授業では毎回、自分が普段聞かないようなテーマを研究している方たちとの交流にもなっていました。お互いの分野に疎い人同士で議論、質問しあうことは良い刺激になる部分があったと感じています(相手に自分のテーマをどのようにわかりやすく説明するか、など)。

 

 

グローバル・ガバナンス・ワークショップ(GGWS)I

GG2年生の必修科目です。リサーチペーパー(RP)の作成に向けて本格的に動き出します。メインの担当教授が1人いますが、前半(初回~6月上旬)では持ち回りで別の教授が講義を担当します。講義では研究テーマの立て方のポイントや、図書館スタッフと合同で各種資料の探し方のコツなどを聴きます。

 

後半(6月上旬~最終回)になると、1人1回の中間発表が始まります!ここからはメインの教授と、持ち回りの計2人の教授が担当します。この期間ではまず、自分のレジュメを事前にネットに提出します。発表当日は、はじめの10分間ほどで担当者がプレゼンを行ってその後の約20分間位で、他の学生と教授から飛んでくる質問に回答したりフィードバックを頂いたりするというのが毎回の流れでした。期末レポートはその時に頂いたコメントも踏まえつつ、修正したものを提出します。

 

この授業を活用するポイントは、自分の研究分野を専門にされている教授が来る回に発表日を設定することだと思います。例えば同級生で安全保障がテーマの人は、安全保障を専門とする教授が来る日に中間発表を入れていました。

 

 ※GGでは特定の教授の研究室に参加することは可能ですが必須ではなく、あくまで希望者のみというスタイルです。筆者は研究室に所属していないので、実質この授業が週に1回のゼミのようなものになっていました。

 

 

私はこの2つの授業のおかげで、論文に含めるべき内容、省いても良さそうな内容、章立て(構成)のコツなど、より良いものに仕上げるためのヒントが沢山得られたと思えています!  本格的に仕上げていくのはこれからですが、得られたヒントを基に頑張って論文を執筆していこうと思います。

 

 

 

今回はこれまでにしようと思います。

 

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。