こんにちは。
久しぶりの更新です。
秋冬学期が始まってから2週間以上が経ちました。いよいよ大学院最後の学期が始まったと思うと寂しいものがあります。。。
今回は、大学のレポートや研究計画書を書く時に必須となる「参考文献」を探すときにはどういう図書館サイトがあるかというのを紹介をします!
内容としては
「参考文献を探しているのだけど、買うより借りたい」と思っている
「気になる本があるけど、購入する前に借りて中身を確認したい」と思っている
方などにとって参考となれば幸いです。そして以下に紹介するサイトは筆者が実際に使ったことのあるサイトです。これらのおかげで期末課題、研究計画書など、そしてリサーチペーパーを執筆しているまさに今の時期など沢山の場面で助けられてきました。
また、この記事は本を探すときに最初に使うサイトが【①通っている大学の図書館サイト】である仮定で書いております。そのため「大学に置いていない場合、他にどのサイトをあたればいいか」ということを念頭に書いたことをご承知おきください。
※今現在、新型コロナウイルス防止のために入館制限を設けているところが少なくありません。例えば国立国会図書館は10月1日現在、抽選予約制で入館を認めています。訪れようとしている図書館のホームページを一旦訪れ、利用方法を確認することをおすすめします!
それでは見ていきましょう!
②大学が相互利用協定を締結している図書館
自分の通っている大学が、他にどの大学図書館と相互利用協定を結んでいるかを確認してみましょう!一橋を例に挙げますと、津田塾大学や早稲田大学、国際基督教大学など10近くの大学と協定を結んでいます。貸し出しはできず閲覧や複写など出来ることに制限はありますが、①無料で利用でき、②学生だからこその特権の1つである、ことなどを考えるとそのメリットは交通費を余裕で上回ると言えます!筆者は学部時代、卒論で気になっていた本が大学に置いていなかったとき、この制度を利用したおかげで解決できました。普段入ることのない大学の図書館に行くことはそれ自体で新鮮だったのを覚えています。
③自分が住んでいる市区町村にある、公民館や文化センターに併設の図書館
「〇〇市立図書館」や、「○〇区立図書館」のホームページでの検索機能で気になる本があるかどうか探してみましょう。もし置かれていた場合、そこから更に自宅の最寄りの文化センターなどへ配送依頼ができるかも確認してみましょう。これも可能なら、受け取りに行く際の移動時間も大きな節約になります!
④都立図書館など、都道府県が運営している図書館
市区町村の図書館以外にも、都道府県が運営する図書館を訪れてみましょう!例えば筆者は都内在住ですが、東京都には国分寺にある「東京都立多摩図書館」と広尾にある「東京都立中央図書館」の2つがあります。特に中央図書館は収蔵数が200万以上あるくらい規模がでかいです。貸し出しができないのと、地域の図書館よりも位置が限られているのがネックですが、閲覧して買う前に中身を確認するという目的では、この方法も普通にアリです!
⑤自分が住んでいる地域外にある図書館
この方法も利用できると気付いたときは筆者自身も驚きでした。地域の図書館で本を貸出したい場合には、「利用案内」などのページからどういう対象の人が利用登録できるか記載されているかと思います。その際、必ずしもその市区町村の住民でなくても利用できることがあります!筆者は大学院受験の時、筆記試験の対策本を探すときにこの手段を使ったことで大変助かった経験があります。
例えば、東京23区の図書館を例にとってみても、
江戸川区立図書館
(「かしだしけん」を作るための利用登録)「江戸川区に住んでいる。江戸川区に在勤、在学している。隣接自治体に住んでいる。(葛飾区、江東区、墨田区、足立区、市川市、浦安市)」
港区立図書館
(利用者登録)「東京23区内に在住・在勤・在学の方」
新宿区立図書館
(利用者カードの作成)「現住所が東京都内の方」「東京都外の方で新宿区内に在勤・在学している方」
千代田区立図書館
(貸出券をつくる)「日本国内にご住所がある方」
世田谷区立図書館
(利用者登録)「住所・年齢による登録制限はありません」
※以上全て10月1日現在の情報
条件は区によって異なりますが、千代田区と世田谷区はなんと、住所は47都道府県どこの方でもOKと言っていますね!すごい!
⑥大型書店のホームページ
紀伊国屋書店やジュンク堂、八重洲ブックセンターなど大型書店の検索機能を使ったり、または在庫があるかを電話で問い合わせたりする手もあります。この場合は借りるというよりも、一度中身を確認してから購入したい方にとってオススメです。筆者は研究計画書のテーマに関する論文集を探していた時、地域の図書館にはなかなか見当たらない!そこでもしかしたらなんでも揃えている大型書店にはあるんじゃないかと勘を働かせ、何店か調べてみました。そうしたら1つの書店でヒットしていることを知り、無事に購入できた経験があります。
研究計画書のテーマを深堀していた時期、気になる論文が国会図書館に所蔵されていることを知って利用したことがあります。やはり、国会図書館は収蔵されている数の次元が違います。「こんな論文集でもしっかり保管しているんだ!」という感想を抱いたほどでした。貸出はできずその場で閲覧することになりますが、有料の複写サービスもあります。
ざっと挙げただけでも、7つの図書館が浮かび上がっていました。筆者は大学の図書館以外にこんなにも多くの図書館にお世話になっていたのか、と書いてて自分自身驚きました。
ここで挙げたサイトが、読者様の課題や研究に役立つことがあれば幸いです。そして見つけて読んだ本が気に入ったのなら、本格的に購入する形になればよろしいかと思います!
今回はここまでにしようと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。