1泊2日 軽井沢旅行体験記
こんばんは!
今回は久しぶりに旅行の記事を書いてみます。
実はこのブログで旅行体験の記事を書くにはものすごく久しぶりです。
6月、1泊2日で軽井沢に行ってきました!人生初の軽井沢!
旅行先の定番として聞いたことがあっただけの筆者にとって、
軽井沢で今回目にしたものはとっても新鮮でした✨
1日目
今回はバスで行きました。
駅から長距離バスにゆられること3時間。
辿りついた軽井沢に降り立った時の最初の印象は、
「静かで、自然豊かで、心地いい!」でした。
この日は電動自転車を借りて、軽井沢をたっくさんまわりました!
★軽井沢ショー記念礼拝堂

★雲場池①

★雲場池②
天気が良くて、水面が本当に鏡のようで、青空や白い雲、木々が綺麗に映っていました

★地元のイタリアンで昼食

★軽井沢高原教会
※当時、結婚式が開催されていたため中には入れず、、、

★山の中もサイクリング!上りはきついけど、下りはものすごい爽快だった!

2日目
★浅間山
行ったわけではないのですが、朝、ホテルから散歩してるときに顔をのぞかせた時があり、その光景に感動して撮影しました!

★白糸の滝①
今回の軽井沢で行きたかった場所です!
入り口付近から空気が冷たくて心地よかったのを覚えています。
滝は写真のように、白い糸のような細い滝が沢山上から流れていました。
眺めるだけで、流れる水の音を聞くだけでリラックスできた、それはとても良い時間でした。

★白糸の滝②
①までいく途中の通り道にある滝

※軽井沢で訪れるべき定番の場所ですが、有料道路を経由します。バスで狭い山道を登ったところにあって、そのため、電動自転車屋さんからは「自転車では白糸の滝へは危険だから行かないで」と言われました。実際、大きなバスが通る狭い道の傍で自転車は危ない!
★軽井沢プリンスショッピングプラザ
※写真撮っていませんでしたが、ここではリンゴジュースなどのお土産を買いました!
人生初の軽井沢は緑豊かな自然に囲まれていて、どこも魅力的な場所でした!また時間ができた時に、今度は新幹線に乗って、まだ見てないところを周ってみたいなって思います!
ここまで読んでくださりありがとうございました!
皆さんも是非軽井沢、1回は訪れてみたほうがいいですよ!
大学院進学を考えているすべての人たちに伝えたいメッセージ Part 2
こんにちは!
テーマは前回と同じで大学院に進学するかどうか悩んでいる人たちに向けたメッセージです。前回では大学生問わず、すべての世代の方を対象にして書きましたが、今回では対象を社会人経験者に絞って書いていこうと思います。
筆者自身、社会人経験がある上で大学院に進学した経歴があり、受験から6年、修了から3年が経った中で、院進に対して、若干考えが異なるようになった点もあります。院進の受験勉強、修了後のキャリアなど、お伝えできるものを書いていこうと思います。
① 大学院受験の準備は、働きながらしたほうがずっと良い
大学院受験では、筆記試験や研究計画書の準備は避けて通れなくなります。確かにやることは多く大変ですが、社会人の方は極力今の仕事を続けながら受験準備をすることを強く勧めます。
理由としては、筆者が退職した状態で受験勉強に集中しようと決めた人間だったからです。退職したことで持てた時間を大学院の受験準備に集中して充てられたことは確かに良かったのですが、受験から6年経った今になって振り返ると、リスクが大きかったです。当時は本当にオール・オア・ナッシングの状態でした。成功する前提で日々の準備を進めることはできたのですが、この歳で同じような選択をする(勇)気はあるかと聞かれたら、できないです。
何故当時はこのような決断ができたのかと言えば、
・知識欲がかなり湧いている状態であり、本気で院進に対して熱が入っていた
・当時の塾講師としての授業準備と大学院の準備の両立が難しいと感じたから
(未実施の授業もいくつかあり、それは予習が必要だった)
という事情がありました。ただ、それでもニート状態で真っ向勝負はリスクがありました。なので、実家が太くてバックにある程度余裕がある、とか、長時間労働が常態化していてブラック過ぎる職場であり、全然対策に時間がとれない、というやむを得ない状況ではない限りは、在職したまま院進の準備を進めましょう。その方が精神的に余裕が持てます。
筆者は3月に退職、8月に願書提出、9月上旬に受験、というスケジュールでしたが、持てる期間の長さとしてはギリギリでした。6月に入って研究計画書の構成を一から見直す状況になったことを考えると、在職中から研究計画書の準備をしても良かったと思っています。
もしアラサーになった今の自分が仮に大学院進学を決意したとすれば、大学院通学を支援してくれる制度のある企業に転職したり、職場の人事に相談して、事情を話して2,3年籍を置いたまま休職して院進してもいいかを相談したりすると思います。
② 大学院修了後にどこで働くか、というキャリアの選択
受験準備もそうですが、何よりこれが一番気になるし重要だと思います。まず、人事担当者によっては履歴書を見た際、「一度大学院に道を変えたからアカデミックの世界でやっていこうとしたのかもしれないけど、なぜもう1回就職?」と思う担当者も少なくない中で、それに対しては答えられるようにした方が良いです。
社会人経験のある人が一旦大学院に進学し、もう一度就職しようとする場合、2つのパターンがあると思います。
1 同じ職場に復帰する
2 違う職場に就職する
1 は多分、元職場の方に連絡を入れればよいだけかもしれませんが、問題は2のパターンです。
仮に民間企業の転職活動となる場合、中途採用というのが経験で判断されるようになる以上、採用内定確率が高くなるのは元職場と自然と同じ業界になります。筆者の場合、塾という業界の厳しい事情を知ったこともあって、別の仕事をしたいと思っていたのですが、初めて転職エージェントに相談した時でも一番可能性が高いのは塾業界だと伝えられました。
まだ20代前半の転職活動ならポテンシャルありという事で完全未経験の業界、職種でも可能性は幾分高くなるかもしれませんが、20代後半以降の中途採用というのが基本経験重視となるので、修了後は別のキャリアに、と考えている方はご注意ください(そもそも転職エージェントや転職サイトは自分自身以外の年代も沢山参加していてその人たちとの勝負にもなる)。
余談ですが、筆者の同期では社会人経験者が5,6人ほどいました。修了後の進路に関していうと、記憶の限り、博士進学が1人、復職が1人、転職した人が筆者を入れて3、4人ほどだったと思います。復職した人も、「別の職場探そうか悩んでいる」とおっしゃっていた時期がありましたが。
転職活動をするなら、公務員試験にしろ民間企業にしろ、採用スケジュールという事情は必ず発生します。採用活動を行うタイミングだけではなく、いつから働き始めてもらいたいか、というのも関わってきます。
民間の転職活動に限っていえば、4月入社してほしい職場は学生が修論の提出に慌ただしくなる秋から冬にかけて求人広告を出す傾向があります。ただ、そうであっても社会人経験ありの同期の1人が9月に活動をし始めて、12月に内定を頂いていたケースがあるので、それを考慮した際、上に書いたような世間的なスケジュールに関係なく動けるうちに動けたほうがずっと良いですし、そうするべきです。
今回はここまでにしようと思います。
社会人経験者が大学院に通うことは決して珍しいことではない時代になったと思います。そういう意味も込めて、院進に悩んでいる方の背中を少しでも押すお手伝いが、この記事を通してできたら幸いです。
今回もお読みくださり、ありがとうございました。
大学院進学を考えているすべての人たちに伝えたいメッセージ Part 1
こんにちは!
今回は、学生、社会人を含め、大学院進学を検討しているすべての人たちに伝えたいことを書きました。
これから書く内容は、大学院に進学するか相当悩んでいた20代前半の筆者に伝えたいことや、大学院を修了してから3年経過した今だからこそ伝えられる内容も含んでいます。
「大学院進学」というのは間違いなく、人生の大きな決断の1つです。
そもそも大学院という進路を選ぶ人の割合は、世の中全体で見れば少ないかもしれません。言い換えると、大勢の人が選ばない道に進むという、一種の勇気あることかもしれません。
新卒でいくにしろ、社会人が行くにしろ、人生の中で少なくとも2年間を過ごすことになる場所です。
① 大学院という場所は楽ではない
前提として、大学院で取り組む内容、求められるものは、量・質ともに、学部の頃より遥かに上になります。
予習などで読む文献や論文の内容は一気にレベルが上がって専門的になり、文章自体も更に長くなります。授業ではディスカッション形式のものが増えて(筆者がいた一橋IPPの場合)、毎回の授業で発言が求められていました。
自分自身の中に強い熱意とモチベーションがないと、授業、研究、論文の執筆などに、追いつけなくなる可能性が高いです。そしてそのある程度高い好奇心というものを、修士ならば最低2年間、博士課程ならそれ以上、継続させる必要があると感じています。
なので、ゼミの教授や周りの人に勧められたから、の前に、「自分自身が」興味のある分野、そして、「大学院進学」という進路にどれほどの熱意があるのかを今一度確認してみてほしいと思っています。
その志や熱意が本物なのかどうかは、大学院受験時に提出する研究計画書や面接で見抜かれると思って間違いないです。
② もっと声を大にして伝えたいこと!
ここからが、今回の記事で一番伝えたいことになります!
確かに大学院は楽ではありません、ですが、もしこの記事を読んでいる貴方が、興味関心をもっている分野やテーマがあり、「大学院で深めたい!研究してみたい!」という思いが少しでもあるのであれば、
積極的に進学を検討してみてほしい!
なぜか?
5年後や10年後も、同じくらいの興味関心を抱いているかどうかなんてわからないから です。
深めたい、研究したい、と思えるテーマを持っていること自体、すごいことです。
そして、実際に進学しようと思えば進学できる環境が整っているのであれば、それは本当に恵まれていることをどうか忘れないでください。
同じ時期に同じ留学先に出会った、今は家庭を築いている先輩も、
勉強できるって幸せなことだよ、とおっしゃっていました。
筆者は一橋IPPを修了して3年経過しました。
20代前半に強く抱いた国際関係論に対する興味も、「やり切った」という良い意味で薄れた今、当時と同じような熱意でもう1回、研究計画書の作成から同じことができそうかと聞かれたら、まずできません。
ですが、20代前半は「国際関係論」という分野に純粋な好奇心があったからこそ、どんなに予習で読む文献のレベルが高くても、授業で求められるクオリティーが高くても、頑張って追いつくことが出来たし、あの修士2年間の時代は、沢山楽しめたと思えています。
今回はここまでにしようと思います!
次回の記事では、社会人の方を対象にして、もう少し深く書いていこうと思います。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
5年間のブログ活動の振り返り Part.2~書き続けて得られたもの~
こんにちは!
前回の「5年間のブログ活動の振り返り」の続編として、Part2を書いていきます!是非今回もお読みいただければと思います。今回は、「記事を書いていくうちに得られたもの、気づけたこと」に焦点を当ててまとめてみました。
4 文章書く時に意識していることはあるか
「要点をはっきりさせて書く」
「まどろっこしい、冗長な表現は避ける」
「強調したいところを多くしすぎない」
この3つあたりです。夢中になりすぎると何を伝えたいのかわからなくなるので、簡潔さをここ最近は大事にしています。(3つ目に関しては、ブログ立ち上当初の記事は逆でした。。。)
そして、文章以外にも最近意識していることがあり、「とりあえず、書く」ことです。過去4年間は「世の中に公開するなら、しっかりと見直しまでできる時間を確保してとりかかろう」という思いで書いてきたのですが、今となっては、平日土日関係なく、「とにかく下書きからでも書き始めよう!」ということを意識して書くようになりました。おかげさまで、湧こうとしているテーマを世の中に実際に出すペースを早くすることが出来たように思えています。
5 ブログ活動を続けて気づいたこと
・「どの記事がどれくらいの反応を得られるかは、書き終えてみないとわからない」
言い換えると、どういうテーマが世の中としては需要が多いか、というのは書き終えてから気付くが多々ありました。
最近で言うと、昨年夏にPart1を出した、「博士課程に進学しなかった理由」のテーマの記事です。アカデミックの道に進むかどうかは、時代が変わっても多くの人たちの間の悩みなんだな、、、と考えさせられました。
逆に実をいうと、自分では頑張って書いたつもりでも余り多くの反応が得られなかった、という記事もあります。やっぱり書いてみないと、世の中に出してみないとわからないものです。
ちなみにこのブログで一番人気があるのは、4年近く前に公開してからずっとそうなのですが、一橋の学食メニューの記事です。まさかの、当ブログ唯一の食べ物記事です。(笑)
・記事時代が、自分の人生の備忘録にもなっている
「当時、自分がどんな言葉を使って考え、悩んでいたのか」
「どのようにしてその決断をしたのか」
その時の自分の考えを残していることは本当に大きいと、時間が経ってから感じています。自分は何に影響を受け、何に気付くことが出来たのか。それを振り返られよう残したことは、大切な記録となっています。
6 ここまで書き続けられた理由など
幾つかあるので、分けて書いていきます。
・書いてみたいテーマがどんどん増えてきたから
院生活が始まる前や、在籍時、修了後、、、など、時期を追うごとに「書いてみたい!」と思えるようなテーマの記事が次から次へと出てきました。このブログの原点は「大学院受験の体験記」なのですが、それ以外のテーマの記事が圧倒的に多くなりました。ブログを設立した5年前の自分からは想像がつきません。
・比較的マイペースでやってこれたから
④と一部重なりますが、過去4年間は、時間をしっかり確保した上でやろう、という思いが強く、マイペースに書いていました。無理な目標を立てず、気軽に続けられたの大きかったと考えています。今は今のペースで問題ないと感じています!
・多くの方が読んでくださっていることを実感できているから
これも本当に大きいです!小規模なブログにも関わらず、毎日、一定数の読者がいることは筆者にとって励みになっていますまた、Googleアナリティクスを使ってどの国からどれくらいの人が閲覧しているのかを見れるのですが、たまにアフリカとか北欧など、「そんな場所にも!?」と思ってしまうような地域からも、読者がいることに筆者自身未だに驚いております、、、
数あるブログの中から当ブログを見つけて下さり、本当にありがとうございます!
今回はここまでにしようと思います。ネタが続く限り、更新していこうと思います!
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
5年間のブログ活動の振り返り Part.1~ブログをやろうと思った理由~
こんばんは!
今回の記事はいつもと少しテーマを変えて、このブログ活動自体を少し振り返っていこうと思います。
筆者は今から5年前の2020年2月20日、この「とある男子大学院生のブログ」を立ち上げました。この5年間で約40本の記事を、色んなテーマで書いてきました。一種の節目となる時において、このタイトルの記事を書きたい想いがありました。
是非お読みいただければと思います。
1 そもそもなぜブログをやろうと思ったか
筆者は学部生の頃から、これから先に役立つであろう考え方や情報が書かれたブログを目にすることが多くありました。その度に面白い!と感じることもあれば、勇気をもらい、助けられた時も多くありました(特に学部3年生から新卒2年目の頃)。
次第に「ブログに書かれていることに多く助けられてきたから、今度は自分が情報を発信する側になって、沢山の人を手助けしたい」という思いが芽生え、実行に移そう!と決め、当時、一橋IPP入学直前の2020年2月に、このブログを立ち上げました。
2 どうして「大学院入試」や「大学院生活」をメインテーマにしたのか
そういう類の情報が書かれてあるブログが少なかったから、というのが大きいです。筆者は2019年に院試を受けましたが、大学院の受験勉強をまとめたブログというのが当時は本当に少なく、わずかに見つかった院進者のブログ(それも一橋以外の大学院)からでも、役に立つであろう情報はなんでも集めていた状況でした。
(少し話は逸れますがそんな状況だったからこそ、当時通っていた河合塾KALSで得られた大学院入試の体験談は、言葉では言い表せないくらい貴重な情報源でした!)
「大学院入試」に関する記事のシリーズは早い時期に書き終わったので、その後は実際の一橋IPPでの生活がどんな感じだったのかをまとめてみよう、と思うようになりました。
3 書き始めてみて、実際どれくらいの反応があったか
最初の1年目は、1日の閲覧者数は1桁が当たり前で、多くて15から20という時期が長く続きました。
筆者に初めて大きな衝撃を与えてくれたのが2020年9月です。この時期は例年一橋IPPの入学試験が行われるのですが、面接試験の日程直前に、閲覧者が一気に80くらいになった日がありました。閲覧者数の変動は棒グラフで分かるのですが、その日だけ異様に長い棒グラフ(閲覧者数)が表示されているのを見た時は、すごく驚きました。。。!「小規模なブログだけど、意外と需要あるんだな。。。」と感じずにはいられない瞬間でした。
今でも閲覧者数上位ランキングの記事の常連は、一橋IPP面接試験の体験談です。おかげさまで、毎年9月や1月の一橋IPPの入試時期になると、今でも閲覧者数が急に伸びる傾向が続いています。
そして立ち上げからちょうど5年直前となる先日、当ブログの閲覧者数が遂に20000を超えました!!5年間で20000というのは決して多くないかもしれませんが、ここしばらくの間は1カ月の閲覧数が400から700で、立ち上げ時は想像しなかった数の読者が来てくださっています。
数字自体は当初は目標にしていなかったのですが、やはりここまで多くの方が読んでくださると考えると、ブログを続けて良かった!とつくづく思います。読んでくださった皆様、本当にありがとうございます!!
今回はここまでにして、Part2に続けようと思います。
お読みくださり、ありがとうございました!
博士課程に進学しなかった理由 Part.2 ~ライバル達との、厳しくなるであろう競争~
こんばんは!
今回の記事では、2024年7月に書きました博士課程に進学しなった理由の続編を書いてみました。
もともと連続で書く予定はなく前回のみの単体にする予定でしたが、このブログでよくアクセスされている記事ということを知り、もう少し深く書いてみようと思います。(ありがとうございます!)
現在修士にいて博士課程に進むかどうか悩んでいる人、研究者を本格的に目指そうかどうか悩んでいる人などの参考になれば幸いです。
今回の記事では「ライバルたちとの競争」に視点を当てて、博士課程やその先のことに筆者がどういう考えをしたのかを書いていきます。
① 「研究」が得意なライバルに勝てる見込みがないと感じたから
大学院に2年間通ったことで良い気づきとなったのは、「「研究」に向いている人は、そもそも最初からそういう素質がある」ということでした。
筆者がいたGG(グローバル・ガバナンスプログラム)ではM2で、必修授業としてグローバル・ガバナンス・ワークショップというのがあります。(詳しく知りたい方は、春夏、秋冬の時の体験談をまとめてますので是非お読みください)
その授業では研究の進捗状況の発表を1人基本2回行い、パワポで発表→教授や学生からの質疑応答・・・というのが一般的でした。
ここの質疑応答のセクションで、教授がそれぞれの学生に対する質問や反応で、「この学生は研究に向いている/向いていない」というのが幾分伝わってきます。
体験談としてとある学生は、文化に関するユニークなテーマを設定しており、発表時に配る論文のコピーを拝見しても、ここまで書けるのか!と思えるような良いクオリティーでした。
教授との質疑応答の時間で、担当の教授が「これはもう、博士課程レベルですね」と発言したのを、今でもはっきり覚えています。
それに対して筆者はテーマの問いの設定からよく構成されているとは言えず、期末発表で「これは一回、テーマを見直そう!」と、一番お世話になった教授からコメントを頂いた有様でした(最後は問題なく論文を提出できました)。
教授の講評というのは、その内容や発言の仕方で博士課程(研究者の卵)に向いているのか否かをなかなかストレートに伝わってきます。
ここで少し、大学院という組織としての一橋IPPの特徴を書きます。そもそも一橋IPPでは、いわゆる「博士課程」にあたるコースが存在しません。修了時の学位は修士になります。そして一橋IPPのGGで教鞭をとる教授の多くは、博士課程もある他の研究科(例:法学研究科)で研究室を持っている先生方が、一橋IPPでも教えているという感じになります。
学生の発表の講評をする教授は、普段はご自身の研究室の修士/博士課程に通っている学生の指導教官としても務めているわけで、それはつまり「一体どういう人が、有望な研究者として素質を持ち合わせているか」を判断できる方です。
将来的に考えた時でも、研究者としての素質がある人と、教授職として希少なポストの席を競う場を想像したときに、そういう研究に向いているライバルたちに勝てる自信が筆者にはありませんでした。
② 英語力の点で、英語ネイティブの人たちに敵いそうにないと思った
この部分は、海外の大学院も検討している人にとっても参考になればと思っています。
筆者がいたGGは、1年生春夏学期から英語の論文を沢山読みます。リーディング・アサインメントはほぼすべての授業であるのですが、必修の授業でさえ毎週最低英語の論文2本は読んでいたし、多い授業では1回の授業で4、5本とか。
「論文」なので2~40ページあるようなボリュームな上に、専門的な用語や難解な単語、それに1文がまぁ長い英文が、長く続きます。質・量ともになかなかのレベルの英語論文をM1の頃から毎週のように沢山読んでいました。
学部時代でも英語の文献を読むことはあったので「まぁいけるかな」と初期は根拠のない自信はあったのですが、見慣れない専門用語や表現の数々とその長さに、辞書を引いては読み、止まってひいては読みの繰り返しで、ひぃひぃ言いながら最初は読んでいました。お世辞にも読むスピードが速くはなかったです。
そんな時間を過ごしていたある日、ふと頭の中に考えがよぎりました。
「英語の論文を苦労しながら読んでいる今のレベルの自分が将来海外に院進した時、ネイティブの人たちと互角に競争できそうか?追いつけそうか?」
多分ネイティブの人にとってはスラスラと読み、自分がかけた半分くらいの時間で読み終わるでしょう。よりハイレベルな量と質の英語文献を読んでライティングもするとなった時、少なくともその時点での自分はネイティブの人たちと互角に戦える自信がない、と思ったことがありました。
(注:筆者はかつてアメリカの大学院進学を検討していたこともあり、そのように考えたことがありました。結局選択肢からは外れ、一橋に行くことになったのですが。)
まとめ
大学院にいる以上、研究というのは必ず通ります。少し自信なさげに文章になってしまったかもしれませんが筆者の場合、優秀な同期に囲まれて授業を受けたり研究を発表しあったことを通して、研究に対する自身の現時点での能力も客観的に眺めることが出来たため、有意義な発見を多くできたと感じています。決して無駄ではなかったです。
今回はここまでにしようと思います。
お読みいただき、ありがとうございました!





