とある男子大学院生のブログ

一橋大学国際・公共政策大学院(一橋IPP)を修了しました。大学院の受験勉強や大学院ライフ、趣味のことなど、色々なことを綴っていきます。

あなたは何を学びますか?~“国際関係論”にのめりこんだキッカケ③~

 

 

Part.2からの続きです!

 

 

留学先で出会った先輩から、国際関係論ゼミを紹介された筆者。

筆者はその後、どんな風に次第に「国際関係論」にのめりこむようになったのかを書いていきます!

 

 

Part.3 ~大学3年生から現在まで~

 

まず、大学3年生になった筆者がはまったものが2つあります!

 

 

1つ目は「Newsweek」という、国際ニュースを取り扱う週刊誌です!

写真の多さが生み出す鮮やかなデザイン、難解なワードを使っていなくとも気づいたら夢中で読んでしまうような論調に惹かれました。大学の図書館に置いてあり、次はどんな話題を取り上げるのだろう、と毎週毎週期待しながら図書館に通い、最新号が出ては読みふけっていました。

 

 

2つ目は「映像の世紀」というドキュメンタリー、教養番組です。

世界中から集めてくる貴重を超えた、貴重すぎる歴史映像、頭に残らざるを得ないような引き込まれる演奏、ナレーション、構成の立て方。。。。すべてがクオリティーが高く、もともと小学生の頃から歴史が好きだったこともあって、あっという間にファンになりました。

 

 

 

肝心の授業とゼミについても書いていきます!

履修登録では、国際経済の歴史やヨーロッパの政治学など、政治・経済関連の授業を多くとるようになりました。特に秋学期にあった国際政治学の授業は、毎回の授業資料のクオリティーが高いのと、先生の熱血的な解説が今でも印象に残っています。「やっぱり、国際政治学って面白い!」と心の中から本気で感じていましたね。

 

 

 

そして、ゼミ演習です!ゼミでは毎回のテーマに沿ったグループディスカッションをしており、毎回楽しみながら参加できていました。

 

一番の思い出は、3年生の冬休みにあった「海外の大学院でプレゼンテーションをしよう!」という企画です!3,4ヶ月間ほどの準備期間で、とにかく直前の直前まで準備していました。

 

1月末に秋学期が終わった後も、全員で空き時間を作って、誰もいないキャンパスの教室を借りてプレゼンの打ち合わせをしたこと、インターン終わりの友人と夜、地元のカフェで合流してプレゼンの方向性で頭を抱えるまで議論をしたこと、発表日直前の夜、ホテルの一室に全員集合し、お互いのチームでフィードバックをしながら模擬プレゼンしたこと、発表後には現地の学生と交流したこと、、、当時は全員、夢中になりながら取り組んでいましたね。

 

 

その後、4年生になり就活、卒論執筆をし、大学を卒業しました。塾講師として就職後は日々の授業、予習でものすごく忙しくなりました。ただ、それでも韓国と北朝鮮の首脳が会談したニュースや米中関係のニュースなど、国際情勢のニュースには自然と関心をもってチェックしていました。

 

 

 

当時から7年以上。映像の世紀は今でも毎回視ていますし、Newsweekも、本屋や図書館に立ち寄っては読んでいます!

 

 

 

当時のことを振り返りながら書いてみましたが、大学3年生の1年間は学内、学外でも、国際関係論についてどっぷり浸かっていた時期だったと思います。大学生の時にここまで興味を持てる学問に出会えたこと、そして、一橋IPP時代を含め、20代の内に深掘りできたことは間違いなく財産です。

 

 

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。最後のパートでは、「あなたは何を学びますか?」というテーマそのものに沿って、どういう風に専門的に行く分野を決めればいいのか、を書いていきます。

 

 

 

Part.4へ続く