とある男子大学院生のブログ

一橋大学国際・公共政策大学院(一橋IPP)を修了しました。大学院の受験勉強や大学院ライフ、趣味のことなど、色々なことを綴っていきます。

一橋IPPで8か月間過ごした感想・今後のことについて

 

 

こんにちは。ryulonです。

             

早いもので一橋IPPに入学して8か月が経ちました。今回は、一橋IPPに8か月通って気づいたことや感想などを色々と書いていきます!大学院生活についてのイメージを深めるさせることができれば幸いです。

そして最後に、私自身の今後のことについて大切なお知らせをしたいと思います。

 

 

◯一橋(大学院)の特徴

 

そもそもですが、大学院は国立大学ですら2年間で基本的に150万以上の学費がかかるため、金銭的な面でも時間的な面でもコストは決して安くないです。だからこそ、大学院に進学してくる人というのはそれなりの理由、好奇心や向上心を抱いた優秀な方が多いように感じます。

 

そして、一橋には本当に優秀な方が多い!私がいるIPPは授業によっては法学研究科、法学部の授業と重なっているものもあるためIPP以外の学生さん達とも交流する機会があるのですが、着眼点とかプレゼンへの鋭い批評を見たり聞いたりするとつくづくそのように思います。一橋って特に学部で入るのがめちゃくちゃ大変なので、学部で合格して入学してくる方は元から優秀な方だと思います。実際M1と学部3、4年生の実力はそこまで大差ありません。そういうこともあって私はこの8か月間、同期の皆さん、先輩方、年下の学生さん達から常に刺激を受ける環境の中で勉学に励むことができました。

 

 

◯就職先

 

公共政策大学院の学生はどんなところへ就職を目指すの?と思う方も多いかと思います。傾向として多いのは、

 

国家公務員、地方公務員、コンサルタントシンクタンク、金融業界、独立行政法人、マスコミ(新聞社、テレビ局)、総合商社、ベンチャー

 

などなど、実に様々です!公共政策大学院だからといっても公務関係ばかりでなく民間を希望している人も普通にいます。

 

 

ちなみにですが、IPPでは取得しなきゃいけない単位数が他と比べて多いこともあり、学期が始まったら早速授業に追われることになるかと思います。ですので国家総合職や地方上級など科目数が多い公務員試験を受けられる予定の方は、入学前から手を付け始めるのを強くオススメします!実際、大学院入学前が一番時間を確保できる時期だと思いますので!

 

 

◯大学院生活が始まる前にしておくべきことって?

 

 

◯レポート、論文について

 

まず、学部の最終学年の方は卒業論文をしっかり仕上げましょう。学部の卒論で頑張った経験はIPPでのレポート課題、論文の準備と執筆などに活かされてくると思います。また、社会人経験がある方でしばらくレポートから遠ざかっていた方は、参考文献の書き方や引用の仕方などレポートのルールを一度振り返ってみるといいかもしれません。学生時代にご自身が書いたレポートでOKですので、レポートとはどんな感じだったかという感覚を取り戻しておくといいと思います!

 

 

◯基本知識をあらかじめ吸収しておく

 

大学院に入学される方の中には、大学院で専攻することになる分野に触れた経験が余り、または全然ないという方もいると思います。そういう方は入学前にその分野での基本書を1,2冊だけでも読んでおくことをオススメします!

 

(私のいるグローバル・ガバナンスプログラム(GG)についてですが)

授業によっては英語の文献を読む機会も多くなります。国際関係論や国際政治学には専門的な用語が多いので、事前に背景知識が少しでもあると難解な英語の論文に当たった時でも「あぁ、あのことについてか!」と知識的にも精神的にも余裕を持てるようになるのではないかと思います。

 

 

◯英語力を鍛える!(主に一橋IPPのGG、国際系の大学院に進学する方向け)

 

これはGGには英語で行われる授業が多いからというよりも少し踏み込んだ理由があります。GGでは英語の論文を読む機会が入学してから早速出てきます。その時点で、英語で長い高度な文章を読み込める力が必要になってきます。それだけでなく留学生(おそらく9月に入学してくる外交政策サブプログラムの留学生?)の中にはまだそこまで日本語が話せないと言う方もいます。覚えて頂きたいのは、どこかの授業でそういう方とペアになったり同じグループになって作業したりすることもGGでは不思議ではありません。その場合お互い連絡する際の共通語は英語となります。英語で書く、聴く、話す力全部必要になってきますので、最低限の英語力がないと留学生とのコミュニケーションに困ってしまうかもしれません。

 

英語力に不安な方は、英語の文法や単語の復習、毎日外国のニュースを読んだり聴いたりするなどの何かしらの方法で英語力を事前につけておくことを強くお勧めます!

 

 

◯2年間のビジョンを持つ

 

大学院修士の2年間は本当あっという間に過ぎていきます。単純計算で学部4年間よりも2倍速いスピードで進んでいきます。私自身、4,5月はコロナで大学院も学生もドタバタな状況の中ではじまったのが、気づいたらもう年末!あと3か月ちょっとしたら最終学年のM2になって就活や論文に向けての活動が本格的に始まります。だからこそ「気づいたらあっという間に終わっていた」という感じになるのを避けるためにも、「自分は修士2年間でどのように学生生活を過ごしていくか」というビジョンを持っておくとずっと有意義な2年間になるのではないかと思います。(例:「学会で論文を発表したい」「大学院を修了したら公務員になりたい」「復職したときに更に自分をスキルアップさせたい」などなど。)

 

 

◯今後のこと

 

これまで何本か記事を書いてきましたが、このブログの更新は一旦止めようと思います。私は2021年はM2になって就職活動及び公務員試験、論文執筆など大事なことが連続して出てきます。大切な時期に入り始めるのでその間は集中しようと思ったのが理由です。落ち着きましたらまた記事を書こうと思っております。良い結果が報告できるように頑張ります!それまでお待ちいただけると幸いです。

 

ブログをはじめて10か月経ちました。学期中は忙しくてブログの更新は止まっていたのですが、その間にも幸い多くの方が閲覧して下ったみたいで私自身大変驚いております!拙い文章ですが、私の体験談やアドバイスがだれか1人でも多くの方に有益な情報となって届いているのであればこの上なく嬉しく思います。読んでくださった方、本当に本当にありがとうございます。ブログを続けようと思える励みになっております。

 

 

いつか必ずまたブログに戻ってきます!それまで精一杯頑張ってきます!

 

 

それでは、このあたりで失礼いたします。

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。